貧困化

▼仕事から帰ったらビールをあおる習慣

私はビールは飲まない。お酒は殆ど飲まない。弱いのである。舌が子どもなのかもしれない。 牛乳も飲まない。ミルクくさいのが苦手なのだ。 ところが、この二つを毎日飲用していた時期があった。 今は昔。 一身上の都合により退職して、失業保険を受給しなが…

▼生活保護制度による自立

生活保護法 第一条 抜粋 その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。 生活保護の運用について詳細は知らない。時間がないのであまり調べもしないが、過去記事に対して付記。将来知る機会が巡ってくれば更に付記。公務員で…

▼貧困の世襲化

よく言及されている記事の切り抜き 記者の目:06年に一言 弱者切り捨ての果て…急増する自死遺児=萩尾信也(社会部) 毎日新聞 2006年12月29日 東京朝刊 http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/kishanome/news/20061229ddm004070031000c.html 「あしなが育英…

▼幼児化する市民

小銭を握りしめた市民たち─現代社会の病理現象を精神分析してみる── 図書館にて。 北村隆人氏「研究報告 患者・患者さん・患者様」『精神科治療学』17(11)、星和書店2002年 日本において医師・患者に用いられる呼称の組合せを素材に、医師-患者関係を考察。 …

▼中国の人倫的腐敗が毒性物質として黄砂に混じって日本の空に降りかかる

大和総研/コラム:中国の環境破壊はどこまで進むのか? DIR香港 肖敏捷氏による http://www.dir.co.jp/publicity/column/061225.html 農村部の荒廃、所得格差の拡大、腐敗の蔓延に加え、環境破壊がその典型的な例である。中国の環境破壊は、黄砂や酸性雨…

▼時間当たり収入格差は縮小の方向──正社員と非典型雇用/でも問題は収入そのものが低いこと

http://www.jil.go.jp/institute/reports/2006/072.htm 労働政策研究報告書 No.72平成 18 年 11 月 28 日 独立行政法人 労働政策研究・研修機構 大都市の若者の就業行動と移行過程 ―包括的な移行支援にむけて― から表題部分を抜粋加工。 なお、正社員と非典…

▼包括的な青年への支援を

http://www.jil.go.jp/institute/reports/2006/072.htm 労働政策研究報告書 No.72平成 18 年 11 月 28 日 独立行政法人 労働政策研究・研修機構 大都市の若者の就業行動と移行過程 ―包括的な移行支援にむけて― なかなか、読めずにいたが。 サマリーを薄めて…

▼もっと法人税下げろと御手洗

メモとして。 平成19年度与党税制改正大綱に関する御手洗会長コメント 2006年12月14日 (社)日本経済団体連合会 ……国際競争力を維持・強化していくために、来年議論される税制抜本改革の中では、是非とも法人税実効税率の引き下げ、固定資産税を含む…

▼「標準」とは程遠いオレの賃金はアンチエイジングなのか

メールマガジン労働情報299号 ●標準者の賃金、大卒男性35歳で38万9,258円/日本経団連 日本経団連は13日、「06年6月度定期賃金調査結果」を発表した。 学校卒業後直ちに入社し、引き続き在籍している従業員(標準者)の賃金は、大卒男性の場合、 2…

▼夕張市の人口動態

夕張市の人口動態のうち、転入・転出については月ごとのデータが見当たらないし、コピー困難なPDF表しかないので、手入力で。誤数値は容赦。

▼生活保護について

財政制度等審議会の平成19年度予算の編成等に関する建議をタテ読み。やはり生活保護攻撃が激しい。以下、敬称は略させていただきます。 ブックマークもしたのだけれど、 生活保護の生活の実態|キーサン日記--皿澤 剛の日記 http://ameblo.jp/sarasawa/ent…

▼そんなに簡単に家庭を責めないで

イライラしているときに、鏡を見ると落ち着く。そんな人が居るだろうか? イライラしているときに、モタモタしている人(友達、家族、同僚、後輩)を見ると怒鳴りつけたくなりませんか? いじめの全てがそうではなかろうが、自分の中のイライラをいじめの対…

▼正森成二氏、逝く。

読み終えたところです。 正森成二『質問する人、逃げる人』2002年、清風堂書店収録・紹介されている質問……国会会議録検索システムで年月日、発言者を設定して検索してみてください。 ハマコーとの対決 112回国会:1988年(S63)2月6日、衆議院予算委員会……米軍…

▼格差社会に育つ心根と再チャレンジ、機会平等

読み始めたところですが。読み終えて。ローラリー・サマー著 青木純子訳『わたしには家がない──ハーバード大に行ったホームレス少女』2004年、竹書房 プロローグ …… たしかにハーバードを、数ある黄金の扉のなかでも究極の扉だと考える人は少なくない。 気が…

▼どうして簡単に自殺するか。今日の新聞は自殺報道の怨・パレード

生徒が自殺、校長が自殺、裏金調査で自殺。一方では「いじめ」を当然視して「さっさと自殺しろ」と公言するバカも(教育を語る資格なし)。

▼学校に「自由」競争を強制する教育バウチャー制度

Benesse(ベネッセ)教育情報サイト「安倍首相が導入を掲げる「教育バウチャー」って何?」2006/10/24 斎藤剛史氏 教育バウチャー制度は学校間競争の強制 現在の教育バウチャーの論議は、所得などに関係なく一律に子どもをもつ家庭にバウチャーを配布するこ…

▼再チャレンジ政策は労働者層貧困化の道

まあ、ネットに出ていない新聞からの引用はよろしくないのでしょうけど。これも「わが意を得たり」。

▼健康な肉体、健康な生活、健康な

学力も体力も生活習慣が左右!? 学力も体力も生活習慣が左右!? 渡辺敦司 氏 2006/10/26 朝食や睡眠時間、テレビ視聴時間といった生活習慣の確立している子どもほど持久力があることが、文部科学省の2005年度「体力・運動能力調査」で明らかになりました。…

▼地球11億の青年の3人に1人が失業かワーキング・プア

若者失業者増大中、加えて数億人が働きながらも貧困状態にあるとILO 2006年10月27日(金)発表ILO/06/48 1995年に7,400万人だった若者(15〜24歳)失業者数が2005年には14.8%増えて8,500万人になっただけでなく、若者人口全体の4分の1近い3億人以上が…

▼「社会的排除−包摂とは何か?──概念整理の試み」

菊池英明氏(国立社会保障・人口問題研究所)2006年3月 http://www.ipss.go.jp/publication/j/DP/dp2005_09.pdfようやく読んだ。 イギリスのサッチャリズムの批判的獲得 今、日本ではイギリスのサッチャー時代の新自由主義的な改革がモデルになっているとこ…

▼所得の格差が拡大しなくても課税割合が変化すれば、可処分所得や資産は変化する

経済産業研究所 2006年10月13日 日本の不平等 スピーカー:大阪大学社会経済研究所教授 大竹文雄 氏 モデレータ:RIETI上席研究員 鶴光太郎 氏 http://www.rieti.go.jp/jp/events/bbl/06101301_flash.html 所得格差は80年代から拡大しているが、これはもとも…

▼躍進大会で会社会長から「会社と一体となれ」と言われる労働組合

パチンコ業界最大手のマルハンで労組結成 http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/kumiai/20061020.htm 独立行政法人労働政策研究・研修機構(調査部)10月20日 抜粋 パチンコ業界最大手で、全国に 200店舗を展開する(株)マルハン(本社・京都、東京)で 9月 28…

▼法人税、環境税と消費税──恫喝する経団連

http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2006/065/honbun.html 平成19年度税制改正に関する提言 2006年9月19日 (社)日本経済団体連合会 より抜粋ほとんど、税制への恫喝ですな。 法人税実効税率下げないとどうなるか知らないぞ II.法人税制 1…

▼「貯蓄を保有していない」世帯は22.9%で単身世帯では32.3%

この数値は昨年より少ない。金融広報中央委員会「家計の金融資産に関する世論調査」2006 http://www.shiruporuto.jp/finance/chosa/yoron2006/pdf/yoron06.pdf 金融資産の平均保有額(注1)は、1,073 万円、中央値(注2)は、420 万円となった[図表1]。こ…

▼「不徳の政治」小泉政治

ニッセイ基礎研究所 http://www.nli-research.co.jp/stp/nnet/nn060920.html エコノミストの眼 2006年09月20日号 「小泉構造改革が残したもの」 経済調査部門 取締役研究理事 森重 透(もりしげ とおる) 共感的抜粋 2.二極化・分断化の進行 ……「構造改革…

▼経団連の新内閣への要望

http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2006/068.html 目新しいものはないですが。 イノベーションによる新しい日本型成長モデルの実現 日米関係を基軸とし、アジア大洋州地域を重視した外交・通商戦略の展開 歳出入一体改革の着実な実施、持続可能な…

▼エコノミストの眼 三菱総研

「格差はあるが評価が難しい」 三菱総研の後藤康雄氏は2006.3.28『エコノミストの眼 様々ひろがる「格差」−地域、産業、企業規模』において わが国の所得ジニ係数は上昇傾向にある。……所得格差の問題には価値判断を含め難しい論点があるため、慎重かつ幅広い…

▼企業利益8割増、賃金は減

実感なき景気回復 現在の景気回復が始まった2002年2月からの4年半余りの期間に、企業の経常利益は8割以上増えた半面、月給や残業代などを合わせた従業員1人当たりの賃金はわずかながら減少していることが共同通信の調査で17日、分かった。 調査は…

▼人のためにカネがあるのではない。金のために人は生き・そして死ぬ

消費者金融:借り手の保険金…半数以上が「死因不明」 消費者金融10社が借り手全員に生命保険を掛けていた問題で、死因が判明しないまま保険金が支払われていたケースが05年度、大手5社で支払い総件数の半数以上の約2万件に上ることが分かった。 金融庁…

▼量的緩和は蛸足国債とアメリカ国債を買うため

日医総研ワーキングペーパー NO. 133 日本の借金はなぜ増えたか 前田由美子 http://www.jmari.med.or.jp/research/dl.php?no=326 ●概要 ◆債務残高は、プライマリーバランスの赤字以上に増加している。過去の借金が雪だるま式に増えているからである。 ◆日銀…