2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

▼経団連の新内閣への要望

http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2006/068.html 目新しいものはないですが。 イノベーションによる新しい日本型成長モデルの実現 日米関係を基軸とし、アジア大洋州地域を重視した外交・通商戦略の展開 歳出入一体改革の着実な実施、持続可能な…

▼エコノミストの眼 三菱総研

「格差はあるが評価が難しい」 三菱総研の後藤康雄氏は2006.3.28『エコノミストの眼 様々ひろがる「格差」−地域、産業、企業規模』において わが国の所得ジニ係数は上昇傾向にある。……所得格差の問題には価値判断を含め難しい論点があるため、慎重かつ幅広い…

▼家庭の教育力と学校の教育力の低下が『学力格差=所得格差』をむき出しにした

Benesse教育サイト ■Benesse教育研究開発センター 山田剛 氏『「家庭の教育力の低下が深刻」と考える校長先生が9割』2006/09/13 ■教育ジャーナリスト 渡辺敦司氏『「教育格差」に不安広がる 高学歴志向の親ほど敏感 』2006/09/20 を見ると、学校の教育力の低…

▼「希望学」に見る社会変動の深刻

文学的認識から社会科学的認識へ 適当な題が思いつかなかったので。 いろいろ、問題意識の表現としては文学的な記述が目立つ。異論はない。 「希望学」始めます http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/outline.html 社会の問題を考えようとするとき、これま…

▼企業利益8割増、賃金は減

実感なき景気回復 現在の景気回復が始まった2002年2月からの4年半余りの期間に、企業の経常利益は8割以上増えた半面、月給や残業代などを合わせた従業員1人当たりの賃金はわずかながら減少していることが共同通信の調査で17日、分かった。 調査は…

▼労働組合を組織する目的、規模、政党支持

以前、ゼンセン同盟についてちょっと触れた。 http://d.hatena.ne.jp/ost_heckom/20060531/p1 今日のメルマガ情報 ●過去最多の10万人を組織化/UIゼンセン同盟定期大会で報告 民間最大産別のUIゼンセン同盟は13〜14日の2日間、愛媛県・松山市で定期大会…

▼人のためにカネがあるのではない。金のために人は生き・そして死ぬ

消費者金融:借り手の保険金…半数以上が「死因不明」 消費者金融10社が借り手全員に生命保険を掛けていた問題で、死因が判明しないまま保険金が支払われていたケースが05年度、大手5社で支払い総件数の半数以上の約2万件に上ることが分かった。 金融庁…

▼何のために学ぶのか。何のために生きるのか。新自由主義は子どもを哲学者にする。

ただし、犬儒派からニヒリストへ、即物主義へ。ついには経験論者へ? 日経ネット関西版 【2006年9月13日】 <旅の途中>それは何の役に立つんですか?──神戸女学院大教授・内田 樹 http://www.nikkei.co.jp/kansai/elderly/35511.html このお方のお名前はよ…

▼量的緩和は蛸足国債とアメリカ国債を買うため

日医総研ワーキングペーパー NO. 133 日本の借金はなぜ増えたか 前田由美子 http://www.jmari.med.or.jp/research/dl.php?no=326 ●概要 ◆債務残高は、プライマリーバランスの赤字以上に増加している。過去の借金が雪だるま式に増えているからである。 ◆日銀…

▼貧乏だとやる気もなくなるが、やる気を出しても不本意な非正規社員

●非求職型、非希望型の若年無業、低所得世帯で増加の傾向/東大社研DP http://issnews.iss.u-tokyo.ac.jp/index.php?e=276 東京大学社会科学研究所は8日、ディスカッションペーパー「若年無業の再検討」(執筆者:玄田有史助教授)を発表した。学生と有配…

▼政治家は日常の鏡……だったのか;

目に映る21世紀 『「世界」の「中」の「日本」と「わたし」』2006.09.12 http://srysrysry.blogzine.jp/meniutsuru/2006/09/post_4de2.html 安倍や小沢の文章を読んで、 政治家は国民にウケる事を言いたがるから、それは僕や僕たち自身の日常そのものでもあ…

▼資料・日本に於ける外国人労働者

kechackさんの、Munchener Brucke を拝読していたら、 http://d.hatena.ne.jp/kechack/20060831/p1 低賃金労働者を大量に必要とする社会構造はどうなるか ……最も可能性が高いのは、欧米先進国で多く見られる外国人労働者の活用であろう。これは非常に重い政…

▼長期失業者のそれぞれの心情と事情と健康

調査シリーズNo.22『長期失業者の求職活動と就業意識』2006年9月1日 労働政策研究・研修機構 統括研究員 伊藤 実 さん 90年代後半以降の雇用情勢の急激で極端な悪化は、完全失業者の急増のみならず、失業構造そのものの変化を伴った。 まず、中高年の世帯主…

▼フリーターについての古典的・原点的認識

いまだにフリーターがなぜ増えたのかとかいう設問をしている人もいるようだが。『ビジネス・レーバー・トレンド』創刊号「総力特集 フリーター・若年無業からの脱出――キャリア形成と支援のあり方――」独立行政法人 労働政策研究・研修機構 2003年10月 http://…

▼偶然的個人と不幸

人類史的には偶然的個人の時代です(マルクス『経済学批判要綱』?)。 この間、NHKの教育テレビを観ていたら、中学生までおねしょをしていたという赤瀬川原平氏が、自分と取替可能なような肉体を持つ友人たちと、どうして取替が効かないのだろう、というよ…

▼貧困とは何か//「日本における相対的剥奪指標と貧困の実証研究」

表題は、 http://d.hatena.ne.jp/ost_heckom/20060815/p1 で読むことを宿題にしていたもの。 まず、阿部さんをはじめ皆さんには敬意を表しますが、以後敬称を省略させていただきます。 IPSS Discussion Paper Series (No.2005-07) 「日本における相対的剥奪…

▼格差ばどがんすっとか、貧困ばどがんすっとか

やっぱ新聞も九州たいね。西日本新聞が社説『「どの国にも」で済むのか 格差社会』=2006/09/08付 西日本新聞朝刊= 「格差のない社会なんてあり得ない」「どの国にも、どの時代にも、ある程度の格差はある」。先の国会で小泉改革の「負の側面」として格差問…

▼抜け出せない困窮生活についてのリアリティある認識が無い

MRI TODAY 「再チャレンジできる社会」の前に「チャレンジのできる社会」に 〓情報社会に適した教育への転換こそが真のセーフティネット〓 表題に釣られて読んだ。 再チャレンジの前に初チャレンジできてない 一方で、再チャレンジの前に、最初のチャレンジ…

▼まだ行われていた反射衛星砲の研究

Technobahn TechnorogieNews 米空軍の天文観測所?、地上最大のレザービーム兵器「スターファイヤー」 http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200609070137&ref=rss 月面不動産取引の活性化へ 米議会に提出された資料で米空軍は2007年内に2度目の…

▼奨学金はもはや奨学金に非ず。

西野坂学園時報 恐怖の連帯保証債務・奨学金 JASSO(旧日本育英会)の一般的な奨学金プランである「きぼう21プラン」(いかがわしい名前だ)というものがあります。これは日本育英会時代の第2種奨学金とほぼ同一ですので、ご年配の方はそのように理…

▼「格差社会」はわれわれを鍛える

『さっぽろ地下鉄のなかでマルクスを呼吸する、世界を呼吸する』 kamiyam_yさん「格差社会」と相互承認マルクスからも経済学からも、何年間も遠ざかっているので、書くことが少し的外れかもしれないが、感想のようなものを書いてみる。 くれぐれも素人ですの…

▼消費税も社会保険料も逆進的

エコノミストの眼 2006年09月04日号 「世帯ベースの消費税負担額 〜逆進性の問題をどう考えるか」 ニッセイ基礎研究所 経済調査部門 研究員 篠原 哲(しのはら さとし)さんhttp://www.nli-research.co.jp/stp/nnet/nn060904.htmlこの人の考えでは、消費税増…

▼御手洗さんの筋肉質な希望の国についての揚げ足取りな疑問

「希望の国」を目指して −日本記者クラブにおける御手洗会長講演− 日時: 2006年8月28日(月) http://www.keidanren.or.jp/japanese/speech/20060828.html を読めとメールが来たので、読んでみました。 御手洗会長が「希望の国」に至るに必要な諸課題を整理さ…

▼2006年版 『産業人メンタルヘルス白書』1998年の変換点 〜職場に広がる不安格差〜

https://www5.jpc-sed.or.jp/files00.nsf/276697182031a3fd4925672c001a56da/78018fc067246625492571df001f73b4?OpenDocument 財団法人 社会経済生産性本部 1998年を境に職場において不安格差 調査研究の概要(「1998年の変換点 〜JMIの経年変化にみ…

▼安全保障は相互信頼と相互依存が肝要だが、具体的にはアメリカのパートナーとして積極的な役割を果たすための自己改革が必要

ちょっと無駄に近い時間を費やしてしまった。 新たな外交・安全保障政策の基本方針 国益と地球益の未来最適を追求する 社団法人 経済同友会 2006 年9 月 http://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2006/060831a.html http://www.doyukai.or.jp/pol…

▼ワーク・ライフ・バランスは実力主義の会社社会でこそ有意味である。

何が有意味かというと、実力主義の会社・社会でありながら女性に子どもを産ませ、いろいろ新しいことを考えさせることができるので、ポスト産業社会に労働力を注ぎ込み・労働者に商品を作らせ・購入させるというサイクルができるから。 ワーク・ライフ・バラ…

▼「失われた世代」から「困った世代」へ

内外景気 日本経済 〜「失われた世代」〜 第一生命経済研レポート 2006.8 経済調査部 飯塚 尚己 さん http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/monthly/pdf/0608_2.pdf 抜粋

▼拡がる教育格差と所得格差の格差スパイラル

立身出世のための教育は生れ落ちた家庭によってスタートラインに既に格差。そんなことは言われなくても知っているよ。 第一生命ライフデザイン研究所ライフデザインレポート9-10月 拡がる教育格差 研究開発室 荒川 匡史 さん http://group.dai-ichi-life.co.…

▼シニアライフとデジタルディバイド

携帯圏外、パソコンもない。車もない。力もない。生きていけない。死ニア。 第一生命ライフデザイン研究所ライフデザインレポート9-10月 まあ、表題のような研究ではないのでしょうが。 情報機器がシニアの生活に与える影響 ―情報機器使用の実態と意識に関す…