2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

▼多国籍企業と国民経済⑤---民主的規制の強化

2013-7-30 赤旗 世界を震撼させた2008〜2009年の金融危機のあと、20カ国首脳会議(G20サミット)などが恒常化し、深刻な金融危機の再発を防ぐための国際的金融規制や各国の金融制度改革が進められてきました。 多国籍企業と国民経済⑤ 経済研究者 友寄英隆さ…

▼多国籍企業と国民経済④---地球環境の危機

2013-7-27 赤旗 多国籍企業は、重化学工業や情報通信技術(ICT)を利用した巨大な生産力による大量生産方式を世界中に広げ、世界のエネルギー消費に拍車をかけ、公害を国境を越えてまき散らすとともに、地球温暖化などの環境危機を促進してきました。 多国籍…

▼多国籍企業と国民経済③---「福祉国家」を攻撃

2013-7-26 赤旗 第2次世界大戦後、発達した資本主義諸国では、労働者・国民の戦いの高揚を背景として、医療・年金・福祉などの諸制度が拡充され、いわゆる「福祉国家」が形成されました。 しかし、当初から保守支配層は、「福祉国家を充実すれば国家財政が…

▼多国籍企業と国民経済②---「産業国家」の危機

2013-07-25 赤旗 多国籍企業の発展は、資本主義各国で「租税国家」の危機をもたらすとともに、国民経済そのものを衰退させる「産業国家」の危機をつくり出しています。 多国籍企業と国民経済② 経済研究者 友寄英隆さん 「空洞化」が進む 大企業の多国籍企業…

▼多国籍企業と国民経済①---「租税国家」の危機

2013-07-24 赤旗 国境を越えた企業の活動が活発になるにつれ、税逃れや「空洞化」、労働条件の切り下げなど世界的にさまざまな問題が肥大化しています。経済研究者、友寄英隆さんの多国籍企業についての論考を5回にわたり連載します。 多国籍企業と国民経済…

▼全日本民主医療機関連合会 旧綱領

全日本民医連綱領(1961年10月29日改定) われわれの病院、診療所は働くひとびとの医療機関である。 一、われわれは患者の立場に立って親切でよい診療を行ない、力をあわせて働くひとびとの生命と健康を守る 一、われわれはつねに学問の自由を尊重し、新しい…

▼アベノミクスの罠(下)

2013-07-13 赤旗【経済】 中央大名誉教授 高田太久吉さん 行き詰る資本主義 「アベノミクス」がうまくいかないのは、いま起きている経済の根本問題が雇用と賃金にあるという認識が、安倍政権にないからです。 構造に矛盾 日本経済の回復を妨げている最大の障…

▼アベノミクスの罠(中)

2013-07-12 赤旗【経済】 中央大名誉教授 高田太久吉さん 日本発の経済危機も 安倍晋三首相の経済政策であるいわゆる「アベノミクス」は、大きくいって三つの罠(わな)に陥っており、それが成功する見込みはほとんどないと考えています。 国債破たん 第一は…

▼アベノミクスの罠(上)

2013-07-11 赤旗【経済】 雇用政策なき経済戦略 安倍晋三政権のもと、日本銀行は「異次元の金融緩和」を進めています。その問題点について、中央大学の高田太久吉名誉教授に聞きました。(聞き手 佐久間亮) 安倍政権で内閣参与をつとめるエール大学名誉教授…