▼躍進大会で会社会長から「会社と一体となれ」と言われる労働組合

パチンコ業界最大手のマルハンで労組結成

http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/kumiai/20061020.htm
独立行政法人労働政策研究・研修機構(調査部)10月20日
抜粋

 パチンコ業界最大手で、全国に 200店舗を展開する(株)マルハン(本社・京都、東京)で 9月 28日、ユニオンショップ制の組合「マルハンユニオン」が結成された。 10月 18日に千葉県浦安市で躍進大会を開催し、正式に明らかにした。UIゼンセン同盟(落合清四会長、 83.2 万人)が組織化を手がけていたもので、組合員は約 5,000 人(正社員約 3,000人、契約社員準社員・パート社員約 2,000 人)。UIゼンセン同盟のパチンコ業界の組織人員は一気に増えて約1万 7,000 人となった。

 大会で挨拶したマルハンユニオンの佐谷友巳委員長は、組合発足の経緯について、企業規模が急拡大するなかで、経営のパートナーである労組が必要と考え、発起人とともに準備を進めてきた」などと述べた。

 同社会長の韓昌祐氏も出席し、「労組には、現場のファミリー(社員)の声を経営に届けて欲しいし、また今後 4年間の目標達成に向け、会社と一体になって頑張ってもらいたい」などと挨拶した。

まあ、労使協調だから。
しかし、論理の問題として会社と一体になる労組の存在意義って、会社の補完てこと。まぁ、労使協調だから双方承知の上。得するのは上部団体ゼンセンということか。