▼健康な肉体、健康な生活、健康な

学力も体力も生活習慣が左右!?

学力も体力も生活習慣が左右!?
渡辺敦司 氏
2006/10/26

朝食や睡眠時間、テレビ視聴時間といった生活習慣の確立している子どもほど持久力があることが、文部科学省の2005年度「体力・運動能力調査」で明らかになりました。生活習慣は、学力との相関関係があることもわかっています。知力、体力ともバランスの取れた成長のためには、基本的な生活習慣が重要であるということを浮き彫りにした結果と言えるでしょう。
……
学力に関しては、2003年度の「教育課程実施状況調査」というペーパーテストで、朝食を取る子ほどどの教科でも点数が高くなる、という結果が出ています。勉強のために長い時間座ったり、集中力を持続したりするためにも体力が必要であることは、体験的にも理解できるのではないでしょうか。こうしたことから、文部科学省の旗振りで「早寝早起き朝ごはん」国民運動も今年4月にスタートしています。

少し注目は、以下。

もとより子どもの生活習慣の問題は大人の生活自体が変化していることの反映という側面もあり、一概に家庭だけに責任を負わせれば済むというものではありません。子どもの最善の発達のためにはどうすればいいのか、学校と家庭が率直に話し合う必要があるのではないでしょうか。

家庭だけではなく、学校と家庭、と言うなら、もう一歩踏み込んで、地方自治体、国の施策まで踏み込んで提言いただけたらベネッセの株も上がると思うのですが難しいかな。