▼再チャレンジ政策は労働者層貧困化の道

まあ、ネットに出ていない新聞からの引用はよろしくないのでしょうけど。これも「わが意を得たり」。
神戸女学院大学教授 石川康宏氏「再チャレンジ政策」の落とし穴 2006年11月9日 しんぶん赤旗
抜粋

  1. 深刻な格差の拡大……小泉「構造改革」がもたらした貧困と格差への国民の不満に対応して「再チャレンジ」を打ち出した。
  2. しかし、「確認しておきたいのですが、『再チャレンジ』はセーフティーネットではない」(藤田勉『安倍晋三の経済政策を読む』インデックスコミュニケーションズ における対談)、「企業のほうも、賃金が低く、人員の増減がしやすい非正規雇用者を必要としている」(『美しい国へ』文藝新書)と自ら述べるように、非正規雇用を減らすつもりはない。
  3. 再チャレンジが可能な社会とは「勝ち組、負け組を固定しない社会」(内閣官房パンフ)。いつもいつでも、誰でも非正規雇用、失業者に転落する社会。
  4. 再チャレンジ政策は、大企業・財界の利害を代表する政策である。

なお、石川氏のブログはこちら
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