▼貧困の世襲化

よく言及されている記事の切り抜き

記者の目:06年に一言 弱者切り捨ての果て…急増する自死遺児=萩尾信也(社会部) 毎日新聞 2006年12月29日 東京朝刊

http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/kishanome/news/20061229ddm004070031000c.html

あしなが育英会」。会長の玉井義臣さん(71)

98年に912人だった高校奨学生の出願数は今年1796人に倍増。高校生遺児の母子家庭の平均勤労年収も98年の200万円が145万円に落ち込んだ。
97年に高校奨学生の3・5%を占めた自死遺児は今年16・7%まで上昇。

都内の児童養護施設で、理事長

2代、3代と続けて施設に入る子供の増加
入園した子供の8、9割が親による虐待経験を持つ

非営利組織(NPO)「もやい」の湯浅誠さん(37)

昨今、駆け込む人に変化が起きた。配偶者の暴力を受けた被害者や、ワーキングプアと呼ばれる若者の相談件数が増えたのだ。

新宿区内の「自殺防止センター」の相談電話 設立者の西原由記子さん(73)

「『福祉を打ち切られて生きていけない』。そんな電話が増えています」

今秋、全国知事会全国市長会の「新たなセーフティーネット検討会」がまとめた提案書のサブタイトル

<「保護する制度」から「再チャレンジする人に手を差し伸べる制度」へ>。