▼生活保護制度による自立

生活保護法 第一条 抜粋
その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。

生活保護の運用について詳細は知らない。時間がないのであまり調べもしないが、過去記事に対して付記。将来知る機会が巡ってくれば更に付記。

公務員でも生活保護を受けられるのは当然である。

しかし、生活保護を受けるとなると「捨てなければならない」ものが少なくないであろう。上述の記事で登場する市職員が生活保護を受けたくないのは「当然」或いは「無理もない」という言葉が不適切なら「自然なこと」である。
誰しも現実の生活が余程過分でなければ、それを維持したいと思うであろう。老後のための貯蓄や資産の極端な切り崩し、未成年子弟の将来の可能性を経済的に狭めてしまうような境遇に陥りそうになれば、誰しもそれを避けようとするだろう。

生活保護 自家用車」などで検索すると
大変厳しい。

ネットで自治体の掲示を見れば、やさしい文言のものもあるが。

(1)働ける人は、能力に応じて働いてください。
(2)世帯の財産で活用できるものは、暮らしのために活用してください。
≪たとえば、預貯金、居住に必要でない土地、建物、宝石、貴金属、債券、自家用車、その他高価なもの≫
(3)親、子、兄弟姉妹などの援助を受けるよう努力してください。
(4)他の法律で受けられるものは、すべて受けるようにしてください。
傷病手当金、失業給付金、労働災害補償金、老齢年金、障害年金、医療助成制度、高額療養費貸付制度など≫
(5)その他、暮らしに役立つものがあれば活用してください。
≪生命保険による入院給付金、生命保険の解約金など≫

だいたいこれが標準。守口市伊賀市前橋市・・・
阿賀野市はさらに「これらの努力をしても、なお生活ができない場合に保護が受けられます。」という文言を忘れない。


生活保護を受ける(「生活保護110番」。個人サイト) http://www.seiho110.org/seido/frame2.htm

 有名なのは自家用車ですが、保有はまず認められません。また、生命保険についても、原則として解約する必要があります。ただし、いずれも例外がありますから、かならず事前に相談してみてください。

 持家はローンが残っているときは処分する必要があります。すでにローン返済が終わっている場合には、資産価値を見ながら相談していくことになります。

 パソコンの保有については明確な指標(厚生労働省からの通知など)がなく、福祉事務所が個別的に判断しているのが現状です。

 なお、手持金や預貯金は、合計で数万円程度しか保有は認められません。これ以上の手持金がある時は、生活費等に消費してから申請を受け付けることになります。

室蘭市のQ&A
質問2.収入はあるのですが、多額の借金の返済に追われて、息も絶え絶えの状況です。なんとかなりませんか?

生活保護費は、自分が生活するためのお金ですので、借金の返済は認められません。生活保護を決定する場合、最低生活費と比べる収入は、借金を返済する前の金額です。

質問3.今、自己資産として、自宅と車があるのですが、これらを手放さないと生活保護は受けられないのでしょうか?

家や土地については、現在お住まいになっている家とその敷地であれば、生活のために使っているものとみなしますので、処分する必要はありません。
ただし、処分したときの価値がとても大きいと思われるときは処分していただく場合があります。
また、現在使用していない資産については、売るなり、貸すなりして、生活費に充てていただくことが必要です。
ただし、今すぐ買い手がつかないときなど、すぐに現金収入にならないときは、売れるまでの間、生活保護を受けることはできます。この場合、売れたときに生活保護費としてお渡しした分を、お返ししてもらうことになります。

次に自家用車ですが、原則として所有することは出来ません。私用での運転も禁止されているので、身内や友人などから借りて運転することもできません。

質問4.収入はあるので、生活するだけなら困らないのですが、持病があって病院代の支払いが家計に響いています。医療費だけ援助してもらえませんか?

生活保護を決定するための基準となる「基準生活費」には、医療費も含まれています。
あなたの世帯の収入が、基準生活費を超えている場合は、医療扶助だけを受けることはできません。
ただし、あなたの世帯の収入が基準生活費を下回っているときは、長く入院している方の医療扶助だけを受けることができる例外もあります。

こうした質問が少なくないのでFAQに掲載しているのだろう。しかし、北海道で(もどこでも)自家用車の所有が原則禁止にして、どうやって「自立」しろと。しかもこれがタクシー利用を余儀なくさせ、それが贅沢だと陰口を叩かれる原因になっている。

中津川市

本当に困った時、生活扶助や医療扶助などの「生活保護」を申請することは、国民の「権利」です。同時に「生活保護」を受けるには、いろいろな「義務」や「制約」があります。
◎自分の持っている能力や資産など、あらゆるものを最低生活のために活用しなければなりません!
……
一般に生活に困ったら生活保護と言われますが・・・
……
活用できるものはありませんか?もう一度考えて見ましょう!

その他

時間がないので。参考……