▼正規雇用の拡大、請負・派遣の規制強化こそ

福田首相>経営側に異例の「賃上げ要求」 内閣メルマガで

3月6日10時58分配信 毎日新聞

 福田康夫首相は6日配信の福田内閣メールマガジンで「今こそ改革の果実が給与として国民、家計に還元されるときだ」と指摘し、春闘が本格化している中、経営側に異例の「賃上げ要求」を行った。 首相は「日本経済はここ数年、成長を続けている。大企業を中心に、バブル期をも上回る、これまでで最高の利益を上げている。構造改革の痛みに耐えて頑張った国民の努力のたまものだ」と指摘。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080306-00000032-mai-pol

われわれにとって、正規雇用の拡大と賃上げとは何ら矛盾しないが、経営側は拮抗する二つの行動だとは思う。
経営者側にとっては賃上げよりも労働法制の整備のほうがきついかもしれないが、このまま正社員の賃金があがっても、労働者階層内の格差が開くばかり。
景気対策の考え方として消費者層の購買力を支援する方策を採るのなら、正規雇用の拡大、請負・派遣労働の規制強化こそ求めたい。
だってそっちのほうが深刻そうだもん。