▼軍事力とか強化している場合か? 中国

中国貧困物語

日曜日はNHKスペシャルがあって、中国貧困物語だったので、自分は見ないで家人に視聴せしめた。


抜粋

008年3月2日(日) 午後9時00分〜9時49分 総合テレビ

激流中国 上海から先生がやってきた 〜貧困の村で〜

経済成長のかげで、およそ6000万人の貧困人口を抱える中国農村部。貧しさの原因とは何なのか。

これまでに10万人が参加したという都会の若者が貧困を助ける支援プロジェクト。今年、黄土高原の最貧困地域、寧夏回族自治区西吉県に13人の若者が派遣された。

しかし、苦労知らずの都会暮らしの梁さんを、想像を絶する日々が待ち受けていた。零下15度に冷え込む厳しい自然。具のない饅頭だけが、毎朝毎晩続く食事。あたりには故郷を捨てて移住した農家の跡が点在していた。
それでも子どもたちは、貧しさから抜け出すために、一心不乱に進学を目指す。梁さんは、生徒たちの家に通い、親身になって相談に乗り始めた。しかし、親の病気を治すにも借金が必要で、返済のために子どもは進学の道を断たれる悪循環。非情な経済の論理が急速に農村を蝕んでいる実態に、途方に暮れるばかりだった。 

http://www.nhk.or.jp/special/onair/080302.html

思ったとおり中国のおバカな事態で、子ども・病人がこれでもかとかわいそうな絵であったらしい。観なくて良かった。「貧しさの原因とは何なのか」って中国共産党でしょうが。
他の国のことだから、あまり言わないのが正しい姿勢か知らんけど、天安門といい、反日暴動といい、ダンボール肉まんといい、毒入り人・畜向け食品といい、何もかも社会主義共産主義の名を穢すことばかりである。なんでこんな国と日本の共産党を含む諸政党がニコニコ顔をつき合わすのかわけがわからん。
社会主義の「途上」とか「模索」とかにもホドというものがあろうが。


医療・教育が先だろうが!

そして今日のニュースである。

2008年の中国国防費は17.6%増=全人代報道官

2008年03月04日14時57分
 [北京 4日 ロイター] 全国人民代表大会全人代=国会に相当)の報道官は4日、記者会見し、2008年の国防費が前年比17.6%増の4177億6900万元(約587億6000万ドル)になると述べた。

 報道官は、軍事費が国家の経済規模に占める比率は他国に比べ、依然低水準と指摘

http://www.asahi.com/international/reuters/RTR200803040096.html

この間、中国において軍事面の「遅れ」が、いったいどの子どもや病人や貧者を困らせたことがあったというのだろうか。軍の近代化の前におのれの人民の義務教育、おのれの人民の健康が先だろうが? 軍事費を伸ばしておいて低い低いと自慢するな。
軍事は費消的な事業である。何も生産しない。財が費えていくだけである。誰かを救えるかもしれない、誰かに明るい希望をもたらすことができるかもしれない貴重な財をどうして軍事に使うのか。


一応、中国の言い訳はこちらに。
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/zt/qqq650/t246658.htm
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/zt/qqq650/t246654.htm
必要なものは必要だと、どこの国でも同じ言を垂れ流す。