▼社会教育の分野でも基本的人権蹂躙の思想統制か、それとも場違いなのは九条の会?
ローカルニュース
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiifeb0802895/護憲は「一方的主張」/箱根町教委が九条の会施設利用に制限
社会 2008/03/03
平和憲法を守ろうと結成された箱根町の住民団体「箱根九条の会」が町施設を借りる際、グループ名を名乗らずに活動せざるを得なくなっていることが、二日までに分かった。イベント開催で町教育委員会に「九条堅持に偏って主張することは避けること」などと条件を付けられたためで、会の主張を前面に打ち出しにくい状況が生まれている。
メンバーらは、七年ほど前から活動する「核兵器をなくし平和を進める箱根の会」を母体に、二〇〇五年十月に箱根九条の会を立ち上げた。結成時に記念集会を開くため町仙石原文化センターの使用を町教委に申請。チラシにカンパ要請の記述があり、町教委は「営利目的」と判断。カンパの文言削除を条件とした。
さらに、町教委によると、一方的に九条堅持に偏っての主張は避けるという条件も付けた。その理由を「不特定多数を招く催しなので公平・平等の立場で使ってほしいため」と説明している。
同会によると、町教委は護憲を訴えるチラシを配ることも禁止し、チラシの点検を求め、「九条を守るというのは偏った考え。九条の会は政党に類する。一切、九条について参加者に訴えないで」と言ったという。
これに対し、町教委は「事前チェックはしていない」と否定。「一方的な考えを強く主張するのはやめてほしいと伝えたまで」と説明した。
ちょっとかなり書いたですが、まとまらないので、少しだけ。
- 「イベント開催で町教育委員会に「九条堅持に偏って主張することは避けること」などと条件を付けられた」
- ポスターの「憲法九条が危ない情勢」との記載部分を、同センター側が紙で覆い隠した。
- チラシにカンパ要請の記述があり、町教委は「営利目的」と判断。カンパの文言削除を条件
貸すんだったら、こうした他人の思想信条・主張に踏み込んだような介入の仕方をしないで、「社会教育施設」なので、「運動の場」にしないようにしてくれるように言えばよいのではないだろうか。