▼過労死を「人事制度」で防ぐ、のかぁ。

http://www.jil.go.jp/column/bn/colum069.htm

独立行政法人 労働政策研究・研修機構/コラム
長時間労働と労働時間法制「ホワイトカラー・エグゼンプション制度」とは何か
統括研究員 伊藤 実さん

ホワイトカラー・エグゼンプション」は、裁量労働制と似ているが、深夜労働や休日労働に対する割増賃金が無い点が異なり、あくまで労働時間の適用除外の世界である。このことから、同制度の導入に反対する陣営が、残業代が支払われなくなるといった残業代ゼロ法案キャンペーンが張られた。

それは日本の企業社会の働き方そのものが長時間労働を生みやすくしている上に、そのことが企業競争力と深く関わっているからである。仕事に対する役割分担や責任の所在を余り明確にしないまま、微調整を繰り返しながらチームワークで仕事の質を高めていく日本的仕事システムは、長時間労働に陥りやすい体質をはらんでいる。

だらだら皆で残ってやってるからだ、ということか。

死人が出たら現場監督の評価を下げる

長時間労働体質を改善するためには、仕事の役割分担や責任の所在を明確にするとともに、職場への入退室時間を機械的に把握する必要がある。さらに、限度を超えた長時間労働者や過労死でなくなる者が出た職場の管理責任者は、人事評価を大幅に下げるといった人事制度改革が必要である。
( 2007年 1月 26 日掲載)

すばらしい!

っていうか、今はそんな人事制度がないんだ、世間には。部下が過労死しても「成果」があれば昇格なんだ。へー^7。

そんな人事制度が必要ですね。部下が過労で死んだら課長は減給・若しくは昇格の遅れ。
部下が過労では死なないように。自分の生活がかかっていますから!