▼厚生労働省:平成17年企業における若年者雇用実態調査結果の概況

http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/keitai/05/

8  若年正社員に望むことや身につけて欲しい能力

 若年正社員に望むことや身につけて欲しい能力(3つまでの複数回答)についてみると、「職業意識・勤労意欲」(49.0%)、「チャレンジ精神・向上心」(40.4%)、「マナー・社会常識・一般教養」(39.4%)が多くなっている(図2、表13)。
 企業規模別にみると、規模が大きくなるほど「コミュニケーション能力」を挙げる企業割合が高くなっている(表13)。


1 0 学校、行政等に対する要望

 学校、行政等に対する要望(複数回答)についてみると、「学校などでの職業教育、職業観教育」(36.2%)、「求人・求職情報の充実、提供」(26.5%)が多くなっている。特に「学校などでの職業教育、職業観教育」は企業規模5,000人以上では5割を超えて多くなっている。

自分の体験・経験に照らして、同感する。
賃労働については、労働者が使用価値を創造して初めて賃金を貰うという外皮に包まれて入るが、その外皮形式の意義について、労働の意義・高貴さについて理解して欲しいと思う。
もちろん、労働者の処遇についての法的知識や歴史についても良く知っておいて欲しいが、法や歴史に関する知識は賃労働を卑賤なものに貶めたりはしない。むしろ逆である。

コミュニケーション能力については使用者側の乱暴なコミュニケーションについて反省・警戒しながら、職務に応じた・今日の労働者として必要な能力を育成する立場で接すべきと思う。