▼戦争が起こっても戦わない。すごい。

livedoor ニュース - 【ファンキー通信】「戦争が起こっても、戦いません!」が世界一の日本

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2261170/detail
抜粋

 今年で戦後61年目を迎える。戦時中、若者は国のために戦うことが名誉だったが、現在の若者は戦争が起きた時、国のために戦うのだろうか。

 電通総研と日本リサーチセンターがまとめた「世界60カ国価値観データブック」の統計によると、“もし戦争が起こったら国のために戦うか”の問いに「はい」と答えた日本人の比率は15.6%と参加国36カ国中、一番低いという結果が出たのだ。「わからない」の回答比率も37.7%と世界第1位を記録。ちなみに「はい」と回答した比率の低い第2位はドイツ、3位はスペイン、5位はオーストラリア・・・。
 “愛国心がなさすぎ!”とか“命を惜しんでる”“若者が軟弱になった”など批判されそうだが・・・。この件について独自にアンケート調査をしたところ、「国のために戦う? 絶対ヤダ」(17歳・女子高生)、「死なないならいい」(20歳・男子大学生)、「まず行かないっすね〜」(19歳・たたみ職人)などの意見が見られたのも事実。(平田桃子/verb)

こういう人たちには、「国家」とは何か教えて差し上げてもダメです。
こう言いましょう。
「戦争は国のためにではなく、美容と健康のために行うものです」
「戦争すると長生きします」
「戦争に行かないと、彼女ができません」
「戦争して参加するだけで、暮らしが楽になり、老後も安心です」




若者は国のために戦うことが名誉だった、というのは不正確でしょう。





なお、「世界60カ国価値観データブック」の統計はここが指示されています。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/5223.html



ところで、記事の後半部分はこう。

 「そもそも日本は憲法戦争放棄をしています。私たち日本人は、戦うということを国の決まりで禁止されて育ってきた。それなのに突然、国のために戦いますか? と聞かれても、困るでしょう。わからないと答えた人が大半なのもそれが主な理由ではないでしょうか?」(某大学政治経済学部教授)
 戦時中の日本を忠実に再現したマンガやドラマで戦争の悲惨さを伝え知った世代。彼らが戦争を避けたい気持ちになるのは当然なのではないだろうか。
 なにはともあれ、戦争のないピースフルな日本であるように、これからも祈るばかりだ。(平田桃子/verb)

まぁ、記事としては妙なコメントも入っていると思いますが、戦争したくない人たちは、このアンケート結果をもたらした青年たちの感覚を大切にして・これに依拠して活動していかないと。バカが何も考えてないとか言ってると、国のために臨戦態勢をとるべきだという人たちに青年たちが絡め取られちゃうけんね。




8/16追記
改めてこの元の記事を見ると、この記者が読んでいる「世界60カ国価値観データブック」のデータは何年のものか不明。あたかも、最近の調査であるかのように「読んでしまう」のは、読み手の責任なのだろうか。