▼「勤労者心の電話相談」:心病む新人類
相談者は電話により無料で相談できます。
独立行政法人労働者健康福祉機構
http://www.rofuku.go.jp/oshirase/topics_kokorosoudan17.html
● 平成17年4月から平成18年3月までの1年間に、全国20の労災病院に併設している 勤労者予防医療センター及び勤労者予防医療部で実施した「勤労者 心の電話相談」の相談件数や相談内容を取りまとめました。
● 取りまとめ結果
(1) 勤労者及びその家族等からの相談件数は、
19,178件(前年度の
16,388件に比べ17.0%の増)となっています。(2) 相談内容は
1. 職場の問題では、
「上司との人間関係」に関する相談が 1,685件と最も多く、
次いで「同僚との人間関係」に関する相談が 1,372件、
「その他の職場における人間関係」に関する相談が957件となっており、
職場における人間関係についての相談が多くなっています
2. 精神の問題(精神に関する自訴)では、
「将来に対する不安感」が6,125件と最も多く、
次いで「落ち着けない」が 4,745件、
「イライラ・不安感」が 4,234件となっています。
なお、「自殺念慮」は 599件でした。
3. 体調の問題(体調に関する自訴)では、
「不眠」が 1,971件と最も多く、次いで
「疲れやすい」が 1,181件、
「慢性的疲労感」が1,054件となっています
(3) 相談者を年齢別に見ると、
30代が19.9%と最も多く、
次いで40代が19.5%、
50代が12.5%となっています。
(4) 横浜労災病院勤労者予防医療部では、電子メールによる相談を実施していますが、
相談件数は、3,929件
(前年度の3,510件に比べ11.9%の増)となっています。
相談総数のうち20代の相談が522件でした。
これは20代の相談件数1,732件の30.1%を占めています。
1960年頃から1975年までに生まれた人たちが、あれこれの情勢の中で概ね相互にうまく付き合えないということになっている、という理解でよい?