▼御用組合・労働貴族

昨日、たまたま早く帰ってテレビを観ていたら、毎日放送のニュース「Voice」で以下のような特集が報道されていた。
http://mbs.jp/voice/special/200605/30_2771.shtml

MBSでは一応コピーできないようにサイトを構築しているので、要約すると、

不当に賃金をカットされ、雇用形態を変更させられた薬品販売会社の営業マンたちが労働組合を作ったが、社長は連合のUIゼンセン同盟に依頼して第二組合を作って対抗。
ゼンセン同盟では会社に依頼されて組合を作ることもあるので問題ないと言っているが、同盟自ら社長の依頼であることを秘匿するよう組合員に指示するなど、経過からしても第一組合排除が目的。明らかな不当労働行為であるはずだが・・・。

同盟系労組が御用組合であり、経営者の意を挺して労働者いじめをする労働貴族の巣窟であること、かれらの政党が民社党民主党であること、そんなことはわかっていたことだし、今までマスコミが取り上げてこなかっただけのことだ。
取り上げてこなかっただけなのだが取り上げたので新鮮であった。

労働組合労働組合員の要求のみによって自主的に組織されねばならず、特定政党の支持を押し付けたりされてはならないし、連合ですらそこらのところは決議をしないようになってきてはいる。

ところで、この「天六ユニオン」って労働組合のホームページらしきところは
http://www.genki-yamashita.com/tenroku/tenrokutop.htm
であり、その規約は
http://www.genki-yamashita.com/tenroku/kiyaku.htm
にあるのだが、そのいずれのページでも、「HOME」のボタンを押すと、新社会党の地方議員のホームページのトップに出るようになっている。
http://www.genki-yamashita.com/index.html

旧来の社会党による労働組合支配の体質がそのままページの構成になっているわけである。そのうち、当該の会社のトイレで落書き事件でも起きはしないか。右に行っても左に行っても社民の支配から逃れられない仕組みになっているのである。