▼こういう書き方には弱い

こういう書かれかたをすると、ついつい読んでしまうのはなぜか。
例としては稚拙すぎるのは承知。

巷では事象Aに関わってCがDしたことが話題になっている。

事象AについてはAのA'への変化というのが通説だが、単にAがA'になったのではない。Bへと本質的転換を果たしたのだ。
だからこそCは敢えてDしなければならなかったのである。それがわからなければ事象Aの本質も、Bについても、対応することも理解することもできないのである。



(さらに)
そして、Cの狙いは何か。Cも実は自ら望んでDしたのではない。そうせざるを得ないような境遇に陥ったのである。このことは偶然ではない。
Cの行動の本質はEによる○○支配であり、CはEのいわば傀儡にすぎないのである。

Eの計画は1970年代後半に遡る。……

○○支配というと、「マユツバ」と思うのだが、「1970年代後半」とか、「あまり報道されていないが岐阜県大垣市である集会が開かれた」、とかつなげられるとフンフンと読み進めてしまう。
文学の世界ではこのような意外な暴露の連続というような修辞は何かパターンがあったり、呼称があったりするのだろうか。

  • あやつり、もしくは陰謀・前世・因縁
  • 卑近
  • みょうな具体性
  • 不可知
  • 異質と思われる事象の連関の暴露
  • その意外性
  • 事象に対する主体の無力
  • 呪詛
  • 欲望

薄暗いところで、こうしたものをうまく接続してしゃべると、高額な商品を買っていただくことができそうな気がする。
占いとか。


少し興奮気味なのか > わたくし