▼美しい歴史認識はこうして形成される

ちょっと疲れたので、ネタ探しに学校に行ってみた。
http://www.sayamagaoka-h.ed.jp/principal/hujidana/160.html
学校通信「藤棚」 平成16年度 テロによるフリーター青年殺害の教訓 平成16年11月 1日 発行

ミュンヘン事件」認識

 イラクに旅行していた日本の青年が、テロリストに捕まり、首を切られて死ぬという事件があった。彼はフリーターだったそうである。……

 テロは、この青年の命と引き替えに、我が国政府の政策変更を迫った。だが、暴力に脅されて政策を変更するような国家は、必ず次の脅しに直面する結果を生む。たとえ人的損失を招こうとも、国家は絶対にその政策を変更してはならない。国家とは、そのような妥協を許すことができない原則的存在なのである。
 ロシヤのプーチンは、数百名の小学生の命を犠牲にしてもテロリストの要求を拒否し続けた。彼にとり、千五百の人質全員の命を失うことがあってもテロリストと妥協することはできなかったのである。

 ミュンヘンのオリンピックの時だったと思うがイスラエルの選手の乗った飛行機がイスラム過激派にハイジャックされた。ドイツ政府は、彼らの要求を呑むと見せかけ、夜間飛行機を乗り換えるためと称して、ゲリラおよび人質を暗闇の中で歩行させた。事情を心得るイスラエル選手たちは、泣きながら目的の飛行機に向かって歩いていったとの事である。一瞬空港内が一斉に点灯され、その明るさの中でドイツ軍は、機銃の一斉掃射により人質とテロリストの全員を殺害した
 差し迫った状況とは言え、他国の選手を殺害したのである。だが、急遽駆けつけたイスラエルの隻眼の名将ダヤンは、かえってドイツ政府に感謝した。「これで良かったのだ。大切なのは、これらのテロリストを、ただ一人といえどもドイツ国外に生きて脱出させないことだったのだ。自分は直ちに帰国して、犠牲となったイスラエル選手の国葬の準備に入る決意である。」彼はこう語った。
 悲しい話ではあるが、テロによる無差別殺害が世界的に行われている現状にあっては、このような非情さがなければ維持できないのが国家というものなのであろう。

ミュンヘンオリンピック事件の人質が、犯人もろともドイツ軍に射殺されてしまうのが美しい。

参考:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%98%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BA%8B%E4%BB%B6
http://inri.client.jp/hexagon/floorA1F/a1f1804.html
テロリストは3人逮捕されて、あとで釈放されてるんですけど。

返す刀でフリーター斬り

 最近は、フリーターの数が異常に増加している。どうもそれは、本来の意味の失業者ではなく、厳しい仕事に耐えられず、さりとて親の脛ばかり囓っているわけにも行かずに、半分は親の養育に甘え、小遣いの一部はパートで稼ぐというような生き方らしいのである。

 ……膨大な数のフリーターが発生するというのでは、これは個人の進路選択の問題を離れて、国家の存亡に関わる重大問題である。……働かない若者を、親は家に置いてはならぬ。直ちに家から追い出し、彼あるいは彼女自身の力で、自活することを要求すべきである。……親は、その責めを果たさぬ子どもをいつでも捨てる覚悟がなくてはならぬ。諺にも「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」と言うではないか。