▼文教用語
クイズ
No | 回次 | 院名 | 会議名 | 号数 | 開会日付 |
001 | 162 | 参議院 | 内閣委員会 | 12号 | 平成17年06月07日 |
002 | 163 | 衆議院 | 厚生労働委員会 | 2号 | 平成17年10月12日 |
003 | 164 | 衆議院 | 予算委員会第五分科会 | 1号 | 平成18年02月28日 |
004 | 164 | 衆議院 | 厚生労働委員会 | 6号 | 平成18年03月08日 |
005 | 164 | 参議院 | 内閣委員会 | 4号 | 平成18年03月22日 |
006 | 164 | 衆議院 | 厚生労働委員会 | 14号 | 平成18年04月12日 |
007 | 164 | 衆議院 | 厚生労働委員会 | 15号 | 平成18年04月14日 |
008 | 164 | 衆議院 | 厚生労働委員会 | 19号 | 平成18年04月28日 |
009 | 164 | 衆議院 | 厚生労働委員会 | 20号 | 平成18年05月10日 |
010 | 164 | 衆議院 | 厚生労働委員会 | 21号 | 平成18年05月12日 |
011 | 164 | 衆議院 | 厚生労働委員会 | 22号 | 平成18年05月17日 |
012 | 164 | 衆議院 | 本会議 | 31号 | 平成18年05月18日 |
013 | 164 | 参議院 | 本会議 | 26号 | 平成18年05月22日 |
014 | 164 | 衆議院 | 教育基本法に関する特別委員会 | 3号 | 平成18年05月24日 |
015 | 164 | 参議院 | 厚生労働委員会 | 21号 | 平成18年05月30日 |
016 | 164 | 参議院 | 厚生労働委員会 | 22号 | 平成18年06月01日 |
017 | 164 | 参議院 | 厚生労働委員会 | 24号 | 平成18年06月06日 |
018 | 164 | 衆議院 | 教育基本法に関する特別委員会 | 12号 | 平成18年06月08日 |
019 | 164 | 参議院 | 厚生労働委員会 | 26号 | 平成18年06月08日 |
020 | 164 | 参議院 | 厚生労働委員会 | 27号 | 平成18年06月13日 |
021 | 164 | 参議院 | 本会議 | 33号 | 平成18年06月14日 |
022 | 165 | 参議院 | 厚生労働委員会 | 3号 | 平成18年11月02日 |
023 | 165 | 衆議院 | 厚生労働委員会 | 5号 | 平成18年11月08日 |
024 | 165 | 参議院 | 教育基本法に関する特別委員会 | 3号 | 平成18年11月27日 |
025 | 165 | 参議院 | 教育基本法に関する特別委員会 | 4号 | 平成18年11月28日 |
026 | 165 | 参議院 | 教育基本法に関する特別委員会 | 5号 | 平成18年11月29日 |
027 | 165 | 参議院 | 教育基本法に関する特別委員会 | 6号 | 平成18年11月30日 |
028 | 165 | 衆議院 | 厚生労働委員会 | 7号 | 平成18年12月01日 |
029 | 166 | 参議院 | 少子高齢社会に関する調査会 | 1号 | 平成19年02月07日 |
030 | 166 | 衆議院 | 予算委員会 | 6号 | 平成19年02月09日 |
031 | 166 | 衆議院 | 文部科学委員会 | 2号 | 平成19年02月21日 |
答え
参議院 教育基本法に関する特別委員会 平成18年11月27日
○国務大臣(伊吹文明君)……大きな社会の病理、その病理の中での一つの表れが学校という現場に現れているわけですよ。この病理をどう直していくか。……個人主義的なということがずっと言われましたよね。……正にそこを直さなければいけないんですよ。
ですから、現行の教育基本法とか現行の憲法というのは決して悪いものじゃないです。非常にいいことが書いてあります。しかし、いいものも時代が変わってくると、いいものだけですべてが解決できない。ちょうど、日本が余り食べるものがないときには、お肉を食べろ、牛乳を飲め、バターが栄養にいいということを再三言ってましたが、今それを食べ過ぎたらメタボリック症候群になり、そしてコレステロールがたまるからというときは新たなスローフードがやっぱり出てくるんですね。そのやっぱり社会の状況に合わせて教育基本法や諸法令をやはり変えて、……元へ、いい方向へ持っていくという長期的な仕事……
○国務大臣(伊吹文明君)
……(戦後は)戦前の反省があって、そしてこの教育基本法ができ、憲法ができ、そして社会は動いていった。
ちょうど食べるものもほとんどありません。……健康を維持するためには牛乳を飲め、卵を食べろ、……卵や牛乳は今でも大変栄養のあるものなんですよ。
だから、現行の教育基本法は別段悪いことはないんですよ。しかし、現行教育基本法に書いてあるとおりやってくると、卵を食べ過ぎて、そしてミルクを飲み過ぎるとメタボリック症候群だと、あるいはコレステロールはたまると。そういう事態になるときは付け加えなければならないものはたくさんあるんですよ。それはスローフードの、ファストフードからスローフードの時代になるんですよ。そして、卵も牛乳も栄養的にはいいものだけれども過剰摂取をしちゃいけないよという、過剰摂取できる時代になればそういうことも書き込まなければならないんですよ。
参議院 教育基本法に関する特別委員会 平成18年11月28日
○国務大臣(伊吹文明君)
昨日も同じような御質問がありまして、それにお答えしたことの繰り返しになるかと思いますが、現在の教育基本法というのはやはり普遍的な価値、理念が書かれていて、それはそれで私は高く評価すべきだと思います。……やはり今の法律は、私は立派な法律だと思います。どこへ持っていっても通用する法律であるだけに、やはり日本の法律としては物足りないところもあるということだと思います。
私どもが子供のころ、つまりこの法律が昭和二十二年にできたころ、日本は非常に貧しゅうございました。そして、戦前の反省が非常にあって、これは当然のことでありますが、お国のためという言葉で個人の権利というのは非常に軽視をされていた。その反省の上に立って作られている部分が非常に多いと思います。そのことは私は何ら間違いじゃないと思います。
貧しいときに私たちは、卵は栄養があるよ、牛乳はたくさん飲みなさいよ、バターを食べないと駄目だよということを言われましたね。それはそれで今も、卵も牛乳もバターも栄養があるという事実には何ら変わりは先生ないんですよ。ただ、だんだん時代が変わってきて、少ししか食べられないときは栄養のために必要だったものが、食べ過ぎちゃうと先ほど来御質問があったメタボリック症候群になったり、コレステロールがたまったりしてきますから、そのときは、それはそれとして、栄養のあるものだけど摂取は控えようよとかですね、そういうことがやはり時代とともに必要になってくるわけです。
……やはり六十年掛けて出てきた耐用年数の消耗でございますから、だけど時間を掛ければ私は治っていくし、治すために我々は頑張らねばならないと思っております。
参議院 教育基本法に関する特別委員会 平成18年11月29日
○国務大臣(伊吹文明君)
……もう一つ、行き過ぎたものという、これもここで、当時は栄養分としては非常に良かったけれども、余り取り過ぎるとメタボリック症候群になるものがあるという例で申し上げたように、個人の尊厳というのは、これはもう何よりも大切な権利でございます。しかし、それを担保する義務があり、そして公共の福祉に反しない限りで個人の権利というものは保障されるというのは、これは現行憲法においても明記をされていることでございますので、公共の精神の大切さなどというものを新たにこの現行法に明記をしているということでございます。
参議院 教育基本法に関する特別委員会 平成18年11月30日
○国務大臣(伊吹文明君)
戦後いいことであっても、例えば、私が例えて申し上げたのは、牛乳を飲みなさい、バターを食べなさい、お肉を食べなさい、これは栄養があることは確かなんですよ。しかし、戦後はそれがほとんど食べられていなかったから十分取りなさいということを言っていた。しかし、今や飽食の時代になって、食べ過ぎてメタボリック症候群だとかコレステロールがたまるという時代になると、少し摂取を控えなさい、新しいスローフードを入れていきましょうと。そういうことがこの二条の目標の中に書かれているということです。