▼「北朝鮮の危険な傾向について」資料:狭山ヶ丘高等学校、学校通信「藤棚」その4

再掲:
別のことを調べていたのですが、狭山ヶ丘高等学校の、学校通信「藤棚」をたまたま目にする機会がありました。
読めば読むほど、あまりにすばらしいので、一部引用して広報します。それぞれ全文は長いので、修辞や自分にはかけそうにないところ、気に入ったところなどを抜粋しました。抜粋ですので、筆者の御真意等については本文のほうをお読みください。

続けて読み進めれば進むほど、感心してしまいます。いくつも、何箇所も文字を強調したくなりますが、我慢します。

北朝鮮の危険な傾向について H18/07/20

http://www.sayamagaoka-h.ed.jp/principal/hujidana/185.html

今や核兵器、ミサイルは、北朝鮮のうま味のある戦争産業として、その軍事経済を支えようとしている。核兵器保有して自国の威信を高めようとする国家は決して少なくない。それは、世界的規模で核を拡散させるばかりでなく、北朝鮮の軍事化を推し進める経済的背景を為すという意味でも、世界平和に重大な脅威を及ぼしつつあるのである。

北朝鮮は、炭疽菌その他の細菌兵器1トンを保有していると伝えられる。

このような場合、日米安全保障条約は、果たして有効に機能するであろうか。自国の安全が絶対確実であることが明らかな状況で、アメリカは、自国民の犠牲を覚悟の上北朝鮮を先制攻撃するであろうか。おそらくアメリカは、我々の信頼に応えてくれるであろうが、そこに絶対の保障はない。


北朝鮮によるこのような攻撃が行われる場合、必ず我が国内に「親北朝鮮的臨時政府」が秘密裏に組織されているのが普通である。この臨時政府に、「政権を譲ればよし、さもなければ日本人の過半数を殺戮する」と脅迫された場合、果たして時の総理大臣は、これを峻拒する精神的強靱さを保有しているであろうか。
 もしこのような要求に政府が屈服し、政権を奪った臨時政府が、北朝鮮軍の侵入を許した場合、殺戮、レイプ、略奪は恣に行われ、言論は完全に統制され、逆らう者には徹底した拷問、拘禁が待っているであろう。強制収容、強制労働等の責め苦は、きわめて日常的傾向となるであろう。民族のこのような悲劇は、千年の長きにわたって継続するものと思わなければならない。

 我々も北朝鮮の暴挙に対する有効な対策を準備しなくてはならない。
 おそらくそれは、核抑止力を保有する以外にないであろう。北朝鮮が我が民族を破滅させる暴挙に出るならば、数時間後に北朝鮮自身をも蒸発させてしまうに足る核抑止力を持つ以外に、我が国の安全を守る道はあるまい。
 想像に絶する北朝鮮の暴挙である。我々の幼子たちの安全を守りきるためには、我々も又想像に絶する対抗策を確立しなくてはならないのかも知れない。