▼「肥満を恐れるな」資料:狭山ヶ丘高等学校、学校通信「藤棚」その5

再掲:
別のことを調べていたのですが、狭山ヶ丘高等学校の、学校通信「藤棚」をたまたま目にする機会がありました。
読めば読むほど、あまりにすばらしいので、一部引用して広報します。それぞれ全文は長いので、修辞や自分にはかけそうにないところ、気に入ったところなどを抜粋しました。抜粋ですので、筆者の御真意等については本文のほうをお読みください。

肥満を恐れるな H18/05/01

http://www.sayamagaoka-h.ed.jp/principal/hujidana/182.html

生命保険会社も、痩せている人よりは、むしろ肥っている人を積極的に勧誘するよう指導しているらしいとの噂も聞いた。
 私事にわたって恐縮だが、実は私も肥ってからの方が、体調が遙かに良好なのである。
 ひと頃体重が四十九キロだったのだから、この身長とは言え、痩せてガリガリと言える状況であった。他人に「精神的な顔」と励まされて、にんまりしたこともあったが、要するに半病人に近い状態だったのである。
最後に私の実感をひとつ。魚や納豆ばかり食べていると、どうも人間が大人しくなってくるようである。学問も実は戦いである。自分と異なる学説に、妙な理解を抱くようになっては、学問は成り立たない。反対学説と厳しく争うことによってのみ、学問は進歩することができるのである。
 戦時中「攻撃精神」という言葉が強調された。勿論これは、戦意高揚のためだったのだが、私は今も、この「攻撃精神」を抱くことは、極めて重要だと考えている。学問は、攻撃に次ぐ攻撃の連続の中でのみ発展することができるからである。
 なおカップラーメンは、攻撃精神にはつながらない。それは「低劣な肥満体」を生むだけである。

参考:「健康のためには、お肉もしっかり食べなきゃ」というのは科学的根拠のない迷信です 分裂勘違い君劇場