部活

今週のお題「部活」

中学の時はある運動部に属していたことがある。実はフラフラしている山野井議員と同じ部であった(数ヶ月)。
でも、すぐにやめた。上下関係が嫌いだったから。
そういえば、山野井議員は背は低いものの人望厚く、山野井さん、山野井さんと呼ばれていたような気がする。僕は同学年の部員も吉田先輩も嫌いでしかたがなかった。顧問の教師も嫌いだった。


高校生になったら水泳が得意なので、水泳部に入るつもりだったが、高校にはプールがなかったので近くの小学校に泳ぎに行っているのであった。なのでめんどくさくて入らなかった。
将棋部に籍を置いた。それまで将棋など真面目に指したことがなかったので、習いたての小学生のような手ばかりを指していた。
入門書を一冊読めば、それなりになるよと言われ、一時期それなりの(将棋をしていない同年代の人なら軽くいなせる程度)には強くなった。


本当に興味があったのはマルクス主義だった。はやく大学で、マル経か何か勉強して、マルクスのことなら任しとけ、と言えるようになりたかった。けど、そんなことを勉強する「部」など高校にはなかった。


大学でも将棋部に籍を置いた。小さな大学で、社会科学系の「研究会」のようなサークルはなかった。(あったらしいけど第四インター系で、なおかつ廃部状態) 興味はなかったけど部落研はすでになく、解放研がときどき石川さんを返せと叫んでいた。


同じ学科の先輩は就職のためにテニス部に入った。
軽蔑した。
だけど、就職の応募要項には「部活」での成績や地位を書く欄があって、将棋部の幽霊部員に過ぎない僕は学業成績も悪くて、もう取り返しがつかないのであった。