▼愛国のかたち、愛国心いろいろ

衆議院 会議録 第159回国会 決算行政監視委員会 第7号(平成16年6月2日(水曜日))
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/005815920040602007.htm?OpenDocument
より、難聴な抜粋。

○岡田委員:……いかがですか。

小泉内閣総理大臣:……私は、何がおかしいのか、……おかしいと思っています。……苦しんでおります。

 そして、人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろです。全部社員が同じように、一定の時間に会社に出て、一定の時間に会社を退出して、そして机を並べている社員も多いでしょう。しかし、うちにいてもいいよ、あるいは、海外旅行してもいいですよという会社もあるんです。それでも社員です。恐らく岡田さんの関係の会社だって、全部社員が同じように働いているという社員ばかりじゃないと思いますよ。

 私が……極めて太っ腹……さんにめぐり会って、ああ、小泉君、一回ぐらい……だめだ、私も……してあげるからと、そういうことで、あなたの……してくれたんです。そういう……あっ……そ……あ……あっ、今でも私はしております。

 こういうことについて、何らやましいこともないし、何で……なきゃなんないのか。……私は苦しんでおります。

○岡田委員 私は、一言だけ申し上げますが、今の総理の発言を、この方が日本国総理大臣なのかと非常に寂しい気持ちで聞いておりました。

 つまり、太っ腹はいいですよ、ちゃんと……立派な……それを活用して、そして本来入ってはならない……入った……。

 もし、総理がそういうふうに開き直れば、これから同じような、日本国民が……いっぱいいますよ、それが総理大臣の言うことですか。

○細川委員長 時間であります。……終わりました。時間が参りましたので、終わります。……

内閣総理大臣はただ……でございます。御苦労さまでした。

なにしちょんじゃぁーって、まあ、多様性を認めると。
だから、愛国もいろいろ形や中身があってよいはずですね。



このくらいにして、と。




opemさんのopebloより
「■「平和」については全力でスルー」
http://d.hatena.ne.jp/opemu/20061121

そもそも、愛国心教育の対象は「自然」とか「文化・伝統」とか「歴史」とかで、「平和」というのは、始めから愛国心教育の対象外という事なんでしょうか。どうなんだろ。

愛国結構! 結構だけれど。
むりくり平和にこだわらずとも良いが、平和を対象外にするのは愛国心としては奇形的ですね。まあ、あの研究授業が平和を「排除したもの」だと断ずるのは早すぎるでしょうが。
愛国のかたち・なかみ、いろいろ認めるべきである。だいたい、四季があるから日本が好きだなんて、生ぬるすぎ。
食べ物編、罵倒語編、大阪編、知事編、ウヨサヨ編、虫や土の中の生き物編、病気編なんでも日本固有のものはたくさんあるはずだ。
愛国的立場から、有明海や沖縄の自然破壊、回虫同盟の暴力や腐敗、貧困や格差社会を厳しく追及する、愛国心で胸苦しくなるような授業をたくさんたくさん創出して欲しいものだ。



しかし、改定教基法16条によって愛国の形や中身まで別に法律等で定めることになるだろうから、やっぱり改定はしないほうがよいね。