▼言ってよいこと・悪いこと 公務員失格・公民教師失格

くだらない・小さいことだが

高校世界史不履修に大きな関心があるわけではなく、それにまつわる処分のほうに関心があるのだが。だから、自称高校教師が言っていることなんてくだらない、ちいさなことではあるが。



公立の高校教員と称する人のブログを発見して。抜粋
http://blog.goo.ne.jp/kmasaji/e/8f4f48701ff0c4b7462fe62b8536fd2b

性別 男性
都道府県 静岡県
自己紹介
静岡県単位制高校・静岡中央高校で公民科の授業を担当しています。社会科がなくなり、「公民」と「地歴」という専門に分かれました。この趣旨を、もっともっと活かしましょう。

履修不足問題のモンタージュ①

 受験以外には学校の授業は興味がないということです。意味もない。受験というものがかろうじて関心をつなげていたのだ、という事実です。だから、学校側の履修不足のカリキュラムは彼らにとって好都合だったということです。それが証拠に、この卒業問題と補習問題が発覚しなかった前の世代の人たちでこの問題を問題にした人がいましたか?世界史を自分は習ってないといって問題にした人がいましたか?


木村が進学校でなしたいこと

(木村というのがこの人の名前もしくはHNらしい)
 木村は進学校で、教養科目のプロになりたいと考えています。木村の「倫理」だけは受けたい、その限りにおいては受験科目じゃあないが受けたい、あの角度は聞いてみたい、と。
 そういう意味で進学校に売り込みをしたいと、そして勝算ありと、少なくとも、やってみなければわからない、と考えています。私は、しかし、そんなことはいわゆる進学校でなければとてもじゃないができないと考えています。進学校だから出来るのです。非進学校では私の能力では無理です。そして、(ここからはうぬぼれ100%とかんがえてください)静岡県で木村以外で「倫理」で進学校の生徒に自発的に選択させることは不可能だと考えています。それくらいに熟練がいります。勉強しなければいけません。
……
教養科目の意味はない。生徒は見向きもしない。受験のただ邪魔になる。生徒も拒否。提供者側の教員としても提供する意志/能力がない、こうなるのです。これが実態なのです。そういう意味においても、学校側の対応は実は、生徒保護者側のニーズにぴったりだったってことです。学校社会全体の圧力なのです。一校長が自由にできるとか、そういう問題ではありません。だから、校長は「騒ぎになった責任」だけを感じているのであって、当該の責任は何も感じようがないのです。「ついてねえ」って思っていると思いますよ。それは責任じゃないでしょ?

今回の問題の問題

 したがって、よく考えてみると、この問題をバラしたヤツがもっとも問題なんですね。生徒も学校もこの点については多分一致しているはずです。文部科学大臣の遺憾の発言も、校長の謝罪も、マスコミの学校の不祥事という扱いも、実は本当の問題を形成していません。それにしても不思議です。だれがバラしたのかしら?
 まともな人がバラしたとしたら今頃「大変なことになってしまった」と後悔していると思いますね。そして、〔バラした人が〕変質者ならニヤニヤ笑っています。
 マスコミの「やるべきものを教えないで公文書偽造」だの、「不祥事がまた発覚」などという発言は白けますね。だって君たちはそうやって今の地位に就いたんじゃないの?だから、森前総理あたりの「穏便に」というあたりがじつは、今回の学校と受験生の共通の有り難い落としどころなんでしょうね。だって変質者なんですから(笑)、発火元が(決めつけているなあ!いかん)。

この人の「教養論」は面白いのかもしれないが、すでに教員として教養を語る資格を自ら剥奪していることはすぐにわかるであろう。自ら教養は無駄であると断じているのだから。また自分が教育者としては、自分の言うことを理解する生徒しか相手にできない不具であり、無能であることも告白してはおられる。それは脇におこう。
さて、この人の考えからすると、いわゆる「内部告発」者は世間の需要に逆らう「問題構成員」であるし、遵法・正義より「大勢」の方が大切であるらしい。権力におもねるタイプですな。
また、告発者は後悔しているだろうと。後悔していないなら「変質者」であると。
木村氏がこのブログの管理者だとして、木村氏はどちらのタイプなのであろうか。


公務労働者でしかも教員でありながら、不履修問題やその背景についての批判も何もなく、不履修は隠しておくべきことであったと公言できるなんて、良い世の中になったものである。
いちど、この人の思考・感覚体系については調査してみるのも面白いかもしれない。


まぁ、このような品位に欠ける人物だからこそ全日制のような系統的な指導を任せられないのかもしれないね。