▼世間の厳しさ伝えぬ「縦社会の欠如」が問題だ?

若年者、「前に踏み出す力」に不安/ジョブカフェセンター調査

 ジョブカフェサポートセンターは11日、若者の就職活動に関する調査の結果を発表した。調査は今年2月、過去2年間に就職活動をした全国の18〜35歳の男女800人を対象にインターネットで実施。経済産業省が定義した「社会人基礎力」を構成する3つの能力の中で、どの能力に自信があるかをたずねたところ、最も多かったのは「考え抜く力」で、「チームで働く力」がこれに続き、「前に踏み出す力」が最も少ない結果となった。
http://www.jobcafe-sc.jp/pdf/file12.pdf

読んでみたけど、なんだか良くわからない。
就職するのに、「親や友達にばかり相談して、学校の先生や先輩に相談する者が少ないこと」をして「縦社会の欠如」であるから「現実の厳しさがなかなか伝わらない」ということが問題だと。厳しい現実は問題ではないらしい。
「現実の厳しさ」とは何か言及していないが、仕事に対するイメージアンケートのことか。

仕事のイメージ 学生 就業者 現実の厳しさによる増減
人の役に立つ 50.5% 39.5% 11.0%↓
地位とお金を得る 47.3% 34.8% 12.5%↓
生きがい 46.3% 31.8% 14.5%↓
生活するために仕方なく 22.3% 37.5% 15.2%↑

甘い! って言いたいのかな?
当該記事そのものは言いたいことが良くわからない。

「社会人基礎力」という新しい力(人間力とは違うのか)があるそうだ。
http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/index.htm
で、社会人基礎力のうち「前に踏み出す力」:失敗しても粘り強く取り組む力という点で青年たちは弱いと回答しているとの由。
後日勉強する。