▼戦争が起こったら率先して戦う。すごい。//中国・韓国・日本

http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=100000&biid=2006081443768
東亜日報「オピニオン」AUGUST 14, 2006 03:07

抜粋

◆韓国青少年開発院が韓国、中国、日本の青少年2939人に、「戦争が起こったらどのように行動するか」と聞いた。日本の青少年は41%が「志願して戦う」と答えた。同様の答えは中国では14%、韓国では10%に止まった。一方、「外国に渡航する」と答えた回答者は韓国が10%ともっとも多く、中国は2.3%、日本は1.7%だった。北と南が対峙する状況の中で育った韓国の青少年の回答は、吟味せざるを得ない。

あるMLで、この調査と発表とは、韓国国内の「愛国心」発揚を目的としたものではないかとのこと。
この記事の続きは下の如し。

◆社会の「安全保障に対する鈍感さ」と「愛国冷笑病」が青少年らにも感染したのだろう。親の態度も反映されているはずだ。口では愛国をうたいながらも、自分の子供は釈然としない理由を掲げて軍隊に行かせない著名人の振る舞いも影響を与えたに違いない。同調査で「政府はいつも正しいか」という問いには、「大体そうだ」と回答した青少年は中国で70%、日本13%、韓国9%だった。信頼されない政府が、青少年の愛国心をも低下させているのではないか。

韓起興(ハン・ギフン)論説委員 eligius@donga.com

私も、日本に於ける調査主体があまり著名ではなさそうであること、調査対象数が3ヶ国合わせても3000未満であることから、おおむね韓国国内目的の調査とデータだろうと思いました。
ちなみに、
livedoor ニュース - 【ファンキー通信】「戦争が起こっても、戦いません!」が世界一の日本
図録▽もし戦争が起こったら国のために戦うか(世界価値観調査)@社会実情データ図録
は逆の結果。
ただし、livedoorニュースの書き方は最新のデータであるように読んでしまうが、いつのデータを参照したのか不明。この時期に平田記者のココロのアンテナに引っかかったので書いた記事なのかしら。


「戦争が起こったらどうするか」という問いを一般青年に向かって発する、というその「問い」も「発する行為」も、帝国主義時代以前には馬鹿げていた、まことに歴史的な問いと行為である。
愛国心」とは、人類史的に見れば人間集団の敵対的関係にのみ付随する「心」である。悲しい。



関連記事等に言及されておられるところ
2006-08-16■戦争起きたら「率先して戦う」 日本41% 中国14% 韓国10%
http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20060816/p1

2006-08-16■[メモ]日中韓「国家観共同調査」
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20060816/p1

など