新自由主義の社会における心性

新自由主義の社会、格差社会におけるあれこれの心理についてメモしておくことはムダではあるまい。イデオロギーは日常の心理、心術、心性の中に浸透し、日常意識の上にあたかも自然に客観的な思想のように、阻害され・組織された心性として立ち現れるからである。
また、漏れないコレクションは追及しないが政治家などの暴言・失言の中に日常の意識、自己像・他者像がよく表れているので、拾っておこう。

2006年2月5日NHK日曜討論
「施しの政治が財政赤字をよんだ。右肩上がりの時代が終わり、人口減少に転じた今、自助努力の部分を強め、自己の能力によって報われる社会にしないと立ち行かない」自民党 石原伸晃議員