▼闇社会との関係

小田嶋隆のア・ピース・オブ・警句、「なるべく早く芸能界に復帰してください」より

要するに……、
「闇社会の人間でないと解決できないトラブルがある」
 ということと
「われわれは誰もが、ある意味で闇社会とつながっている」
 ということを言っている。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110825/222257/?P=2

 (この)考えを敷衍すると、ヤクザは「必要悪」だということになる。と、話のポイントはまるで違ってくる。大切なのは、ヤクザや闇社会を根絶することではなくて、彼らとの関係を節度ある範囲内にとどめることだ、と、そのあたりが芸能人の防衛線になる。これは、麻薬中毒患者の常套句である「シャブが悪いのではない。シャブをやりすぎるのが悪いのだ」とまったく同じ理屈になる。あり得ない。
 なにより「闇社会の人間にしか解決できないトラブルがある」という認識が、決定的に間違っている。間違っているというよりも、これは犯罪的なコメントなのだ。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110825/222257/?P=3

 結局、「闇社会の人間にしか解決できないトラブルがある」という言明は、「市民は暴力に屈するべきだ」ということを別の言葉で言い換えた表現ということになる。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110825/222257/?P=3

全くだ。