▼帝国主義の感染力

武によって国は在る

 帝国主義者が強者と弱者を分ける基準は軍事力である。帝国主義は、強者の前では縮こまるが、弱者の前では暴悪に行動する。

 帝国主義者との対決は、すなわち力の対決であるため、軍事力を強化してこそ勝利し、国と民族の自主権を守ることができる。

 帝国主義者との力の対決で受動に陥らないためには、近代的な軍事技術に基づいた強力な防御および攻撃手段をすべて兼備した国防力を保有していなければならない。威力ある攻撃手段を備えた時にのみ、侵略者の軍事攻撃を制圧し、勝利を達成できる。これは近代戦争史の教訓であり真理である。

(労働新聞2日付論説)

[朝鮮新報 2009.6.10]

http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/05/0905j0610-00002.htm

 こうした論理は別に珍しいことではない。そして自らが帝国主義に酷似した社会主義であることを語っているのである。それとも、帝国主義接触すると帝国主義化するんだろうか。
 残念なのは、総連がこうした記事を選んで垂れ流していることであって、まあ日本の中ではますます孤立を深めるだろう。


 総連や朝鮮、アメリカや日本のこととは別に、こうした○○を叩く軍事力を持つことがその国の存立のために必須のことなのだというような論理を止揚できる論理と理論と歴史観や国家観、社会観とかを身につける必要があろう。