▼食べ残しの使いまわしを考える
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080518-00000006-gen-ent
調理師学校ではどのように教えているのだろうか
ずいぶん前にテレビで観た中華料理の先生は、ニンジンで作った花の細工を「ふつうこんなのは誰も食べないから、何度でも使い回しできる」とはっきり言っていたし、視聴者も生徒も「おー」と感心していた。
確かに、パセリ、刺身のつま、明らかに手をつけていない何かなどは使いまわしされてもわからないが、そのようにすると「イイヨー」って教えているのだろうか。
使いまわしのワザも伝授しているのだろうか。
当事者たちはどのように思っているのだろうか
「自分がされたらイヤなことは他人に対してもしない」という原則は、その原則がしばしば破られるか、破る・破られる以前の行為がしばしば見受けられるということを背景に持っているだろう。
きわどい使い回しをしている当人たちは自分がそのような目に遭うかもしれないとは思わないのだろうか。あるいはそのような目に遭っても「込み」だと考えているだろうか。あるいはそういう「場」には行かないということだろうか。
自分は決して料理店には行かずに自らは使いまわしを食べさせる、とするとこれは卑怯なことだ。
食べ残しの出ない出し方はないのか
食べ残しの出ないような料理の出し方はできないのか。
使い回し割引はないのか
ドンブリAは使い回しですから400円、ドンブリSはフレッシュな食材のみを用いているので800円。ドンブリCは洗わないで前の人のご飯粒も入っていますから200円。
日本では他人の食べ残しにわざわざ金を出す人はあまりいないだろうな。
半分残っていたご飯物のドンブリをレンジに入れてチンしてご飯を継ぎ足して具をかけて出す。とか。
もっと擬似の食品を使ったらどうなのか
食べなさそうなものは「サンプル」を出して、見た目を豪華にし、食べたくなったら奥に頼む。すると使い回しが出てくる。
新しい料理として提供する
天ぷら
「この天ぷらは、一度かるく揚げておいて、一時間くらい熟成させてからもう一度揚げるという、手の込んだ二度揚げの天ぷらなんです。」「明日はこれをもう一度揚げて、お出しをかけたものを召し上がっていただくこともできます。板長自慢の三度揚げです」
野菜類
新鮮な野菜を一晩置いてしんなりさせ、口当たりをやわらかくしたもので御座います。
おやきなど
一度麺に打っておいてから、一晩寝かせて味をしみこませた後良く練ってお焼きにしました。
カレー
熟成させたほうがおいしいに決まっています。
寿司
よく酢の効いた押し寿司として。
新鮮で他人の唾液のついていないものを食わせろ
時給800円で働いているんだから、一時間も働けば他人の口のついていないものを食わせろ。