▼新潟中越沖地震と柏崎刈羽原発の放射能漏れ

注意:最後までお読みください。

はなゆーさんの柏崎刈羽原発リアルタイムデーターの数値が急上昇しているようだが前後の記事を拝見して。

地震発生

 16日午前10時13分ごろ、新潟県と長野県で強い地震があり、新潟県長岡市柏崎市刈羽村、長野県飯綱町震度6強を観測したほか、信越地方を中心に東北から近畿、中国地方にかけて震度5〜1を観測した。気象庁によると、震源新潟県中越沖で、震源の深さは約17キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.8と推定される。この地震で同県佐渡市鷲崎で微弱な津波が観測された。 ……

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070716-00000013-mai-soci

原発の火事とかがあったが、原発は自動停止したのでなんともなかった、とテレビでは散々報道された。が

放射能漏れか

排気から放射性物質柏崎刈羽7号機、地震と関連か−人体や環境に影響せず・東電
(見出しのみ)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070717-00000150-jij-soci

新潟の放射能が大阪に降り注ぐ

そして、これ。大阪で測定の放射線量データが昨日は跳ね上がっていたようだが?

確かに!

はなゆーさんの記事の書き込みには雨が降ったからだとあるが、それにしても不自然な感じ。
気象庁の過去データを見ても、観測地熊取町の雨は台風や梅雨もあって16日だけではないからである。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_a1.php?prec_no=62&prec_ch=%91%E5%8D%E3%95%7B&block_no=0606&block_ch=%8CF%8E%E6&year=2007&month=7&day=16&elm=daily&view=

たしかに、大気中の放射線量率が高くなっている時間帯は雨も強かったようだが。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_a1.php?prec_no=62&prec_ch=%91%E5%8D%E3%95%7B&block_no=0606&block_ch=%8CF%8E%E6&year=2007&month=7&day=16&elm=hourly&view=

しかし柏崎の16日の気象を見るとどうも昼頃の柏崎から排出されたかもしれない放射性物質がその日の夜に大阪に降り注ぐというような気象とは、素人目には思えない。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_a1.php?prec_no=54&prec_ch=%90V%8A%83%8C%A7&block_no=0532&block_ch=%94%90%8D%E8&year=2007&month=7&day=16&elm=hourly&view=

結論……雨が降ると「放射線量率」は高くなる

環境防災Nネットのなかの右の表から降水量を併せて計測・表示しているものを選んでみると、下のようになっている。

雨が強く降ると放射線量率も高くなる。
そーなんだ。なんだ。

私は原発放射線についての知識はあまりありませんから、以下などを参照してください。
原発の耐震安全性は根底から崩れた 投稿者: 原子力資料情報室 投稿日時: 2007/7/17 16:23:20
原子力資料情報室