▼『民族の理論』文理閣

民族の理論

南 有哲 著

 エンゲルスの「歴史無き民族」論やスターリンの民族定義、バウアーとレーニンの論争、さらには韓国左翼の民族論争を批判的に検討。 高島善哉や湯浅赳男の問題意識を継承して、民族の本質を「生命再生産過程を担う社会関係を媒介する記号体系の共有」と捉えた、民族と国民国家についての刺激的論考集。

A5判 184ページ
本体価格 2,500円
2007年2月刊