▼夢みる機械

2007年01月27日(土)20時++分
女性は「産む機械、装置」
松江市柳沢厚労相
 柳沢伯夫厚生労働相は27日、松江市で開かれた自民県議の決起集会で、「産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」と女性を機械に例えて少子化問題を解説した。
 柳沢氏は「これからの年金・福祉・医療の展望について」と題し約30分間講演。出生率の低下に言及し「機械って言っちゃ申し訳ないけど」「機械って言ってごめんなさいね」との言葉を挟みながら、「15−50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」と述べた。
 厚労省は昨年12月、人口推計を下方修正。この時、柳沢氏は「子どもを持ちたいという若い人たちは多い。その希望に応えられるよう、できる限りの努力をしていきたい」と話していた。

NIKKEI NET:政治 ニュース
 厚労相はその場ですぐに「機械と言ってごめんなさい」などと謝罪。「産む役目の人」と言い直した。
機械が見た機械論」(404 Blog Not Found さんより孫引き)

  • 自由民主党女性局「子ども Happy プロジェクト」7711人アンケート

http://www.jimin.jp/jimin/wv2000/project/koe/01/index.html

問2 (未婚化の進展の原因
結婚しない若者の増加(未婚化の進展)の原因として、「独身生活に恵まれ、生活に不便を感じない」(63%)や「結婚よりも仕事や趣味を大事にする」(43%)「自由な生活が制約を受けるようになるから」(37%)をあげる人が多い

政治家の発言・政府の発言としてはもちろん不適切だし「見識を疑う」という類の発言である。