▼血尿と鬱と法戦と青春と

除名の福本氏、公明を批判
 公明党に除名された福本潤一参院議員は25日、記者会見し「全体主義的な政党であることが除名処分に象徴的に表れている」と述べ、離党会見の内容を理由に除名した党を批判した。(22:31)

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070625AT3S2500Q25062007.html

6月25日の会見のニュースはネットでは他に今のところ見ることができない。

公明党を離党した福本潤一参議院議員は二十五日参院議員会館で記者会見し「非人道的党運営」で除名されたと党を批判。
福本は、イラク戦争勃発当時の党内議論の模様を明らかにした。
自衛隊イラク派兵で公明党は「与党に残らないといけないから、この政策は自民党と反対にするわけにはいかない」と判断。自衛隊イラク派兵に反対する同党支援者に「言い訳」するため、当時の神埼武法代表らがサマワに出かけ、帰国後「安全だった」と説明することになったとのべた。
また、アメリカのイラク戦争に日本が加担する状況について、「公明党のほうが先にすすめたという批判が出てきている」と発言。公明党が与党に入ったままだと「大変な民主主義の危機につながっていく」とのべ、「早くこの与党はストップさせたほうがいい」というのが結論だと述べた。
6/26 赤旗(一部編集)

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-26/2007062602_03_0.html

これによれば、やはり福本氏は公明党の支持者が言うように、公認ハズレに対する不満が原因で辞めたといわれても仕方がない。これだけ重大な決定に諾々と従って手を挙げてきた氏に必要なのは公明党批判の前に自己批判だと誰だって言いたくなる。
私としては以上のことを指摘して、福本氏の発言がほとんど報道されていないことを確認すれば足りたのであるが。

選挙に動員されて体調を崩すなどのデマ

青山樹人さんの深層日記より
福本潤一の「弁明」

福本はホームページ上で、支持者への弁明を装ってあからさまな創価学会攻撃を仕掛けてきた。正体見たり、である。

中には、選挙運動への抵抗感や疑問、年中行われる全国各地での選挙の度に応援に駆り立てられる、負担を感じるというお話も非常に多くうかがってきました。その精神的負担は計り知れないものがあり、体調を崩して精神科に通う方々も少なくないと聞き及んでおります。
もちろん、日常の生活をしながらも、選挙の応援活動を使命的に心から熱心に取り組まれる方も非常に多くおられ、感謝の気持ちに絶えず励んで参りました。本当にありがとうございました。しかし、負担に感じ、さらには生活を脅かすほどの障害となりながら支援して下さった方々も多くいるということに、心から申し訳ない思いでおります。

これを目にした学会員は、開いた口がふさがらないことだろう。
ちなみに筆者は40年以上、創価学会に在籍しているが、「年中行われる全国各地での選挙の度に応援に駆り立てられ」たことなど一度もないし、いくつもの学会組織を経験してきたが、支援活動に疲れて「体調を崩して精神科に通う方々」など見たこともない。
恩を忘れ、創価学会を破壊できると思うのなら、やってみればよい。
どのような結果になるか、われわれは末期を見届けるのみだ。

ちなみに福本氏のホームページはこちら


政教一致は結社の自由!

俗名:西田 晋一さんの「これから元気で」
福本の反逆に関する識者の見解+α

日本海新聞他のコラム「一刀両断」に、著名な憲法学者である小林節慶応大学教授が「公明党参院議員の反乱 (ウェブ魚拓)」と題する一文を綴っている。
今回の福本の反逆だけでなく、学会・公明党に投げかけられている「政教一致」という愚劣な非難に対しても、まさに“一刀両断”にしている。
……
いわゆる公明党の結党時における綱領にあった「王仏冥合」を平易な表現に改めたものである。憲法20条に無知な輩は、公明党が実質的に「創価学会政治部」であることをもって、「政教一致」であるとか、政教分離違反だとかいう。しかし、教授は「それ自体は法的にも政治的にも何らやましいことではない。」とバッサリ。

公明党も、私の知る限り、議員や幹部が最前線の支持者の声を聞いたうえで、幹部が協議し政策や運動方針が決められている。そしてその際、ほとんど唯一最大の支援組織である創価学会と協議の機会を持つのは当然で、その影響を受けないと言ったらうそになる、と言うよりも同党が結成された意味がなくなってしまう。これも結社の自由である。

この部分は、いわゆる“政教分離には「宗教団体の政治的影響」を排除する趣旨が含まれている”とする少数説を一刀両断にしている。
……僕は、市議会議員の候補付きとして選挙はずっと一緒だったし、地元にいた頃は身軽だったから、平日の街頭演説会や党の支部会なんかにも顔を出していた。赤松衆議院議員のパーティなんかにも、連れてってもらい、いろいろなことを見聞もした。なので、僕の知る限りでも、党員や支持者の声は聞かれてないということはない。結果として、反映し切れていないか、一見無視されているようなことになっているだけだろう。それは、公明党の単独政権でないのだから、仕方がないことである。

血尿か鬱かの青春、法戦と本流の功徳に感涙

同じく俗名西田さん、認識が甘かった・・・奴は紛れもない反逆者

そりゃね、法戦は楽じゃないよ。文字通り、血の小便を流したことだってあるし。
でも、折伏の次に充実感を得られる戦いであり、同志との連帯感を得られる戦いだ。
何よりも、法戦で戦う功徳は、絶大なものがある。
2回目の適性試験で平均点を20点上回ることができたのは、その時の参院選を戦いながら受験していたからだし。
この適性試験の成績があったのと、本流の功徳で、1年間だけではあったけど、法科大学院の授業料免除という特待生にもなれたし。

そりゃ、僕は法科大学院に入学して、精神科に通院しているよ。
でもそれは、通常の組織活動から離れたからであり、法戦を共に戦うことができなかったストレスによってだ
今回の法戦も、来年の本試験どころか、目前の定期試験を勝利するために、机の前から離れることができない。
法戦を思う存分戦えるなら、うつ病になんかなってないよ
学会活動ほど楽しいことなんて、世の中にはないといってもいいくらいだ。
その中でも、折伏戦とならんで支援活動ほど楽しい戦いはない。
中には、その楽しさにのめり込んでしまって、自分自身の生活を疎かにしてしまう人もいる。
だからといって、生活を脅かすような障害となってまで、支援活動をしている人など、見たことも聞いたこともない。
このような妄言〔福本氏は党を攻撃しても学会は攻撃していないと思っていた〕を、一読で見抜くことができなかったなんて、僕も焼きが回ったもんだ。
きっと朱に交わって赤くなってしまったのかなw
今夜同中に行けなかったというのも、その現れだろう。
明日はしっかり参加して、師との呼吸を合わせていかないとね!

本流とは多分、「本尊流布の略で、創価学会が自前に作成した本尊を受けさせることを意味する。」( 信濃町探偵団)と思われ。

こんな功徳のある宗教団体とは。血尿か鬱か。これで学会員でなければ大変なことになっていただろう! 脱会者の行く末が案じられる。


付記:私はいちいち魚拓はとっていません。