▼戦争加担の思考による逆ギレ

アフガン空爆支援の給油活動

今時インド洋で米軍に給油して、なんで戦争に加担してないと言えるのか、シロウトには不思議。
中日新聞

給油新法、海上阻止行動に限定 衆院予算委で外相表明

2007年10月11日 朝刊

 高村外相は、現行のテロ対策特別措置法に基づく活動では、空爆やミサイル攻撃という本土攻撃に参加する米国などの艦船にも一時補給していたことを認めたうえで「カルザイ政権の同意に基づく行動だ。国際法上、全く問題はない」と強調した。同時に「新法では許されない」と述べた。

 一方、石破茂防衛相は、海自補給艦の米補給艦への給油量を訂正した問題をめぐり、米空母キティホークが間接的に海自の燃料補給を受けた後、イラク戦争開戦まで約一カ月に迫った時期にペルシャ湾に入ったことを認めた。イラク戦争に向けた作戦に使われたことは否定した。

http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2007101102055463.html

日本の提供した燃料は空爆には利用できません

福田首相]野党質問に「逆ギレ」 給油活動追及
2007年10月16日20時01分

 「賛成とは言わないんでしょ、結局」――。福田康夫首相が16日の参院予算委員会で、海上自衛隊のインド洋での給油活動をめぐる質疑で、野党の質問に「逆ギレ」する一幕があった。首相は今国会で野党への「低姿勢答弁」を維持してきたが、執拗(しつよう)な追及に思わず怒りをあらわにした。

 質問したのは共産党小池晃政策委員長。小池氏は、昨年9月に海自の給油を受けた米艦「イオウジマ」がその後、アフガニスタン本土の空爆イラク作戦も実施したと指摘し「憲法9条を持つ国として(空爆などへの)支援は許されるのか」などと質問を重ねた。

 答弁に立った首相は「何で理解する努力をしてくださらないのか。いくら議論したってね、(共産党は給油活動の継続に)賛成とは言わないんでしょ、結局」。さらに「米軍のアフガン空爆に加担しているのではない。テロリスト掃討の国際社会の協調行動を支援している」と強調した。

http://news.livedoor.com/article/detail/3346887/

空爆行為をしている艦船に給油していて、表題のようなことが論理的に言えるはずがない。基地を提供している時点ですでにアウトであろうが、いま争点になっている給油活動はさらに直接的な戦争加担である。
それにしても、そもそもアメリカに給油する思考(思想ではない)が「逆切れ」まで起こすとは。